【投資学習特化FP】何に投資すればいいのシリーズ01:日本株【株式会社BFPホールディングス】
日本株に投資する
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
本日から、初心者~中級者に向けた
『何に投資をすればよいのか?』
シリーズを更新いたします。
誤解の内容に最初にお伝えしておきますが
「○○に投資をすれば儲かりますよ!」という話ではありません。
各商品の概要・現時点でのメリットデメリット、
一言コメントなどを添えたものとなります。
皆様の投資の参考に、お役立ていただけると幸いです。
概要
おそらく一番なじみ深いセクターで、
「投資を始めるならまずは(日本)株から!」
という方も多いのではないでしょうか。
日本株で注意しないといけない点は、
『外国人保有率が6~7割』で、日本の景気・経済だけでなく、
アメリカの景気・経済(というか株価)および為替、
つまりは長期金利などの影響により上下するという特性があることです。
現在は2万円台後半にて、
「なんとか3万円を超えたいけど超えられないなぁ」
と、うろうろしている状態です。
メリット
1.情報の入手のしやすさ
日本に住んでいると日本の経済や企業の情報を得ることが容易で、
消費者としてサービスや製品をいち早く体験することができます。
その分、日本の企業の株価の今後の予想がしやすいので、
それだけ投資のリスクを減らすことができます!
この『実際に商品や流通を確認して銘柄に投資をする』というのは、
投資の神様・ウォーレンバフェット氏も行っていた由緒ある方法です。
また、普段お仕事をされている方はご自身の業務内で、
「これ、業界の人がみんな使っているなぁ」
という商品があれば、製造元などを調べてみてはいかがでしょうか。
もしその企業が上場していれば、
意外な掘り出し物銘柄に出会えるかもしれません。
また、
情報が日本語であることも有利な点
企業が出している
- 損益計算書
- 貸借対照表
- キャッシュフロー計算書
これらを日本語で確認することができ、
情報収集が容易ということも、
特に初めて投資をする人にとっては非常に大きなメリットです。
(残念ながらこの辺りを全く見ない、短期投資だから意味がない方もいらっしゃいますが、今回その辺の事情は割愛します)
2.為替リスクがない
海外投資案件(今はやりのアメリカ株とか)は、
株価の動向だけではなく為替(ドル円)など、
2つの商品の値動き動向を注視しないといけません。
うまく両方の方向が合わされば大きな利益を生みますが、
「株価は上がっても為替の調子が思わしくない」ということで、
利益が相殺されてしまうリスクもあります。
こういった煩わしさがないのが、日本株最大の特徴です。
デメリット
日本は国としての成長率が低い
世間では「日本の株価はまだ割安だ!」という声がありますが、
弊社はそうは思いません。
日本経済はバブル崩壊後、
アベノミクスで多少持ち直した(気がする)とはいえ
長らく停滞しています。
先進国ではあるので比較的安定はしていますが、
ITやAIに関して世界をリードする企業が少ないことや、
少子高齢化の影響等により今後の成長性には疑問符がつきます。
株価が伸びていくためには、その国全体の成長は欠かせないのです。
そう考えた場合、日本経済の弱さというのは大きなデメリットとなります。
またワクチン接種やパンデミックに対する見積もりが現政府は甘く、
そのあたりも懸念点となっております。
ですので、
『何らかの材料がないと、日経平均3万円は数年超えられない』
『その間になにかまた事件が起こりそう』
ということから、ETFなどで指標に対する投資は
- 今から始めるならリスクのほうが高い
- すでにやっておられるなら徐々に利益確定
という前提で、財務分析などで個別銘柄投資に
シフトすることをお勧めします(どうしてもやるなら。)
今回はこの辺で。
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