【投資学習特化FP】【米国の得意技!?】イソジンとインサイダー【株式会社BFPホールディングス】
株の世界は『口は禍の元』
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
大阪府の吉村知事、
もしかしたらインサイダーでぶち込まれるかもしれないみたいですね。
というわけで今回は、そのあたりの動きについて
簡単に解説したいと思います。
ちなみにですが、今回の舞台は日本ですが、
こういったインサイダーはロビー活動が積極的なアメリカなどでも
頻発する案件ですので、海外投資家の方もご参考として
収めておくことをお勧めします!
きっかけ
吉村知事が出演したTV番組「ミヤネ屋」にて
塩野義製薬(コード:4507)が販売する「イソジン(正式名称:ポビドンヨード)」が「コロナに効果がある」というコメント(ご本人の意向は知らないが、TVを見ている人はそういう印象を受けた)により、
踊らされやすい日本人が一気に買いに走りました。
それにより
「これを知っている人間(ご本人及び周辺人物含む)は、事前に買いを入れておけば儲けられたのではないか?」
という疑惑が生じました。
実際、以下の画像のように
※疑惑検証のTwitterより参照
https://togetter.com/li/1573857
番組放送前の時点で厚めの買いが入っており、また同番組関係者のテリー伊藤氏も
「これを今買っとけばいいなと思って。場合によっては、薬メーカーの株価も買えるなって、一瞬頭に入ったんです」
とコメントを残していることから、物議を醸しだしています。
※引用参照:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0809/srb_200809_2653523290.html
で、実際どうなの?
客観的事実の意見より、
ご本人及びこの情報を知りえた周辺関係者が『買い』を入れていた場合、
世間で言われている『インサイダー』というよりは、
『株価操縦』のほうで挙げられるのではと考えております。
SNS界隈ではインサイダーと騒いでいますが、
「消毒効果ある液でうがいしたら、一時的に菌が死ぬよー」
なんてのはインサイド(内部)情報でもなんでもないわけで、
正直吉村知事も、ご本人及び主変関係者が株を買ってないのであれば、
「ここまで世論が反応するとは!」という「誤算」の被害者であったと考えます。
少しわきが甘いとは思いますが。
また、運用・金融の業界にいる人間からすると。
「インサイダー」および「株価操縦」を疑うには、
利益が中途半端すぎるという気もしています。
6000円から6150円なんて値幅が少なすぎますし、
「政治銘柄」と呼ばれる株などを例に出すと、
狙う値幅は+50%あたりが最低ターゲットになるはずです。
こんな10%にも満たない、しょうもない利益のために
危険を犯すでしょうか?
私は個人的には否かと思います。
とはいえ。
発言が少々、軽率だったのは事実。
そのうえで、もしこれにより利益を得た人間が「周辺関係者」にいた場合、
「株価操縦」により挙げられるのはやむなしという状態でもあると思います。
このあたりは「続報を待て!」ということになるでしょうが、
「口は禍の元」を地でいったなぁ、と思います。
本日はこの辺で。
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