【投資学習特化FP】原油暴落は買うべきなのか?【株式会社BFPホールディングス】
原油復活のカギ
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
本日は『原油投資』について簡単に書かせていただきます。
原油価格大暴落!
原油増産とコロナショックによる需要減が重なり、
20日のニューヨーク原油先物市場では史上初めて価格がマイナスになる、
という事態になりました。
「なぜ価値がある資産なのにマイナスなの??」
というとそれは、運搬及び貯蔵等に関するコストです。
つまり価格がマイナスだということが、
原油を保有して得られる利益よりこれらコストのほうが高くつく、
と判断されたということになります。
とはいえ、行き過ぎか?
ですが、実際の価値がマイナスになったのか??
と問われると、私は疑問が残ると考えています。
相場をウォッチしていると、
先の増産で値下がりしていた時に、
短期での売却益を得るのが目的で張り付いていた投機筋が多数いました。
この投資の善悪についてはあえて言及しませんが、
こういった短期投機家が値下がりに耐えられなくなり投げ売り、
そしてさらに値下がり、
というスパイラルを引き起こした、
行き過ぎの下落ではないかと私は考えております。
つまり、『中期・長期目線では買い時』ということですね!
中期目線で需要が回復するか?
これはコロナ次第ですが、値上がりする条件は二つ
- 生産国が減産同意するか
- コロナが収束し、需要が元に戻るか
これらにかかっていると思います。
両方とも読めないですが、
今後はそれぞれのニュースを注視していきたいですね。
ただし、ETFには注意!
原油投資をETFで行っている方がいらっしゃいますが、
こちらもウォッチしていると先物の下落に比べ、
下落幅が少ないように感じます。
ですので、
ETFでの投資を行う方は一気に買うのではなく、
少しずつ仕込むことをおすすめします。
このあたりは次回、細かく解説します。
本日はこの辺で。
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