【投資学習特化FP】近年の暴落事情【株式会社BFPホールディングス】
AIで変わる暴落の景色
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
今回は、世界的に問題視されつつある近年の暴落事情について書きます。
年々、暴落は激しくなっている
みなさんは、『スクイーズ』という言葉を
聞かれたことはございますでしょうか?
超簡単に言うと
『ロスカットによって生じた買戻しにより、相場がさらに上昇or下落する』
という現象のことで、
レバレッジ率が高い取引ほどこれが発生します。
元々上記はFXや商品先物の取引で頻発していたのですが、
最近はこういった
『一定ラインを超えると発生するとわかっている事象』
を悪用し、暴落を深刻化させる取引が増えています。
AIトレードの弊害
なぜ暴落が深刻化しているかといいますと、
ズバリ『AI取引の増加』です。
AIは過去の膨大な取引データから
『暴落や暴騰で、この水準を超えればロスカットが入る』
というのを学習しています。
それに合わせて(=ラインを越えさせるように)
暴落に合わせて空売りなどを行い、
参加者が耐え切れずロスカットした瞬間、
買戻しポジションをいれる、
という取引が常態化しています。
AIを扱えるような大規模なファンド以外は誰も得をしない、
令和時代の新しいマーケット事情です。
暴落時はとにかく落ち着こう!
ひとつ前の記事にも書きましたが、
「暴落時はとにかく落ち着くこと」
が大事です!
理由もなく
「とにかく落ち着け!」
というのは無理がありますが、
上記のように
『暴落がなぜ年々ひどくなるのか』
といった事情を知識として押さえておけば、
少しは冷静さを保ちやすくなるのではないでしょうか。
というわけで、今回はこの辺で。
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