【投資学習特化FP】暴落時に言いたいこと【株式会社BFPホールディングス】

暴落時こそ美しく
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
いやー、マーケットは大混乱
日経平均も続落してますね。
資産運用・財務に特化したFPとしては
稼ぎ時で非常に助かるのですが、
こういった相場になったとき、
プロとして『言いたいこと』を3つほど、
解説も踏まえ書かせていただきたいと思います。
その1:とりあえず落ち着け
まぁなんというか。
マーケットが暴落すると常に一定数、半狂乱になって
「どうしたらいいですか!?」
と駆け込んでくる方がいらっしゃいます。
そんな方に言いたいのは、
「まず落ち着いてください」
ということです。
暴落したんだし、あわてても
もう、どうしようもないです。
大切なのは、ご自身の状況や今後を踏まえ
「どうするのが最適なのか」
ということを考え実行することです。
なので、もしあわてて
「どうすればいいの!?」
とこのページにたどり着いた方は深呼吸しましょう。
その2:そもそも投資を始めた時点でラインを決めよう
ほぼすべてのプロはそうである(と信じたい)のですが、
そもそも運用を行う際、
『いくらの利益がでたら利益確定、どれだけマイナスになれば損失確定して撤退』
というのを必ず決めます。
これを決めておけば、
「相場が暴落した!どうすればいい!?」
とあわてなくてすみます。
また、暴落が起こって冷静さを欠いた状態ではなく
平常時の心理的にゆとりがある状態で
撤退ラインを決めておける
というのも非常に大きなメリットです。
ですので
もし今後、投資を行うことがあれば
あらかじめ『利益確定と撤退ライン』を
しっかり決めておくようにすることをお勧めいたします。
その3:塩漬け長期投資をするな!
私が運用で嫌いなものの一つとして、
「暴落したけど長期投資で持ち続けておけば大丈夫!配当もあるし!」
という言い訳をすること、
というのがあります。
誤解の無いように言いますが、
「元々長期投資であると決めていて、保有していたもの」
ならオーケー。
当初の予定通りなので。
そうではなく、
短期トレード・スイングトレードで値ざやを抜くのが目的だったのに、
暴落に巻き込まれて妥協した結果、
長期投資(塩漬け)にする、という意思決定。
これは見苦しい上に美しくない。
まぁ100歩譲って美しさはどうでもいいとしても、
『短期運用における資金効率上、塩漬けとなる資産ができてしまう』
というのは非常によろしくありません。
このあたりの、
『ロスカットをキッチリとできるかどうか』
がセミプロの世界に足を踏み入れられるかどうかの
分かれ道であると考えます。
番外編
『心配なのは分かるが、だれかれ構わずどうすればいいか聞くのをやめましょう』
弊社は業務として対価(顧問料)を頂戴してやっているからいいのですが、
FBなどを見ていると『投資に詳しい方』に対して、
「どうすればいいんですか!?」
と、質問を連打する人が見受けられます。
これは、やめた方がいいです。
なぜかって、
聞かれる側はそもそも答える義理は無いですし、
投資に関する質問というのは
『あたって当たり前、外れれば恨まれる』
という形での行動をする人が非常に多いです。
対価をもらってやってるならともかく、
無償でこんなリスクを背負って、
回答したいでしょうか?
少なくとも私ならいやです。
ですので詳しい方に聞きたくなる気持ちはわかりますが、
諸々の人間関係などを考えるなら、
『だれかれ構わず、どうすればいいのか聞くのはやめましょう』
お互いにとって、いいことがありません。
今回はこの辺で。
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