【投資学習特化FP】下落相場の考え方!投資格言「落ちてるナイフは掴むな!」とは??【株式会社BFPホールディングス】
落ちている最中のナイフはつかむな
みなさんこんにちは!
「金融商品を売らない投資と財務の専門家」、BFPホールディングスです。
前回の
RIZAPグループの株は買いか、売りか!? - 投資アドバイザーの資産を増やす戦略思考
の記事を題材に
末尾で「値段が上がり始めたからこそ買え!(下落中は利益を狙って買うな!)」
という記載をしました。
今回はそのあたりの「投資ノウハウ」をご紹介し
皆様に勝てる投資家として一歩
お進みいただければと考えております!
これは長期投資ですという言い訳
さて。
投資アドバイザーとして皆様の運用状況などをチェックしていると
非常によく聞く言葉があります。
それは
大きく含み損を出している銘柄に対し、
「これは、長期投資です!」
とおっしゃられる方々。
聞けば、
「大きく下落している最中だったけど、いつかはあがるかなーと思って購入しました」とのこと。
結果としては上がらずに含み損が出ているわけですが、
「持ち続けていれば配当も出るし、数年スパンで見ればまぁいいかな」
と、こうおっしゃられるわけですね。
皆様も、何となく↑、ご経験ないでしょうか??
結論から言います
「言い訳はダメ」です!!
最初から長期投資目的で持っていたならともかく
「あわよくば短期で利益を抜こう」
と思っていたのに結果としてロスカットせず
ずるずると持ち続ける・・・
これは最悪です。
「いや、配当があるし・・・」
という方もいらっしゃいますが
そもそも
「資金を塩漬けにしている」という
「機会損失(例:ロスカットしてほかのものに投資していれば、もっと儲かった可能性)」
が発生している以上、それは誰が何と言おうと「ロス」です!
落ちているナイフは掴むなの意味
話題を戻しましょう。
ロスカット云々に関してはまた別の機会に語るとしまして、
大事なのはそもそも
「下がり続ける銘柄を掴まない」
ことです。
これが、
表題の格言「落ちているナイフは掴むな!」というワードに集約
されます。
相場の流れ(「トレンド」とか「波動」とも言います)というのは
方向感が出ている場合、有る程度の期間一方方向に集約されます。
ですので下落途中に買うというのは、
いわば落ちてきているナイフを掴むに等しく
刃を掴んで大けがすることになります。
ですが世の中不思議なもので
大抵の投資家さんは
「ここまで下がったんだから、もうそろそろ止まるだろう!」
と判断して買いに入るわけですね。
で、どうなるかは前半部の流れを参照です。
RIZAPグループは落ちているナイフなのか?
前回更新した「RIZAPグループ」も
少し前までは「落ちているナイフ(下落継続中)」でした。
ですが今回
200円台から300円台に株価上昇の流れを受け
「いったんは」落ちているナイフではなく
横ばい・上昇傾向になったと判断
しました。
これが、「買いかも?」と分析した材料の一つですね。
もちろん今後、また下がり始めることもあるので
「○○円になったら撤退する」
という水準は定めたうえで投資しています。
ですが、
「落ちているナイフ」を掴むよりは、
現在の状態から投資を始めるほうが、
はるかに勝算は高いと思われます。
皆様も運用のご参考として
本日のテーマをお役立て頂けると幸いです!
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